毎日暑いですね。今年もすがれ追いの季節がやってまいりました。私たちの住むこの伊那谷では今の時期、山に入ると50~70才くらいのおじさんたちが必死になってやぶの中を駆け回っています。地中に巣を作る体長1センチ余りのクロスズメバチに綿毛などを餌とともにくわえさせ、それを目印に地中の巣に戻るのを追いかけているのです。巣を見つけたら夜中に煙幕でハチを眠らせたうえピンポン玉~野球のボールくらいの巣を地面から掘り起し自宅の庭先に木箱などの中に入れて巣を大きくさせるのです。10月ごろにはバスケットボールくらいの何段もの巣になったところで収穫し、ハチノコを佃煮にして酒のつまみにして食べるのです。海のない伊那谷では「イナゴ」や「ザザムシ」とならんで貴重なタンパク源だったんですね。


